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生殖医療センター

 当院では、2005年10月から、生殖医療センターを開設しました。

 生殖医療センターでは、人工授精、体外受精、顕微授精のための精子の調製、精子の凍結・融解、採卵、媒精、顕微授精、受精卵凍結・融解、胚移植などの生殖補助医療を専門的に行っています。日本哺乳動物卵子学会で認定された胚培養士を含めて二人の胚培養士が、常時受精卵の管理を行っています。

(1) タイミング指導

 当院のタイミング指導による妊娠は、6か月以内がほとんどです。6か月過ぎた場合、人工授精などの治療にステップアップすることが一般的です。

タイミング指導による妊娠例の観察期間ごとの割合

(2) 人工授精

 2015年は、人工授精を371症例行いました。妊娠例は、18例でしたので、妊娠率は4.9%で、例年通りでした。当院では、人工授精は5回試行したところで、妊娠しなければ体外受精へのステップアップを考慮しますが、それ以上回数を施行しても妊娠率はあまり変わりません。

人口受精の回数と妊娠率

(3) ART;Assisted Reproductive Technology(生殖補助医療技術)

 ここ数年のARTの成績は、表のごとくです。2010年と比べて、凍結融解胚移植の割合が増加しています。

 

  2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
IVF 採卵数 117 182 204 224 298 268 245
移植数 46 60 80 75 82 100 122
妊娠数 12 15 25 21 21 22 28
対移植妊娠率 26% 25% 31% 28% 25.6% 22.0% 23.0%
ICSI 採卵数 182 180 212 221 197 294 275
移植数 41 44 56 48 30 78 109
妊娠数 8 3 5 11 8 14 18
対移植妊娠率 20% 6.8% 8.9% 22.9% 26.7% 17.9% 16.5%
凍結融解胚移植 移植数 234 205 242 250 286 328 293
妊娠数 62 57 78 83 89 116 113
対移植妊娠率 27% 27% 32% 33.2% 31.1% 35.4% 38.6%
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