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生殖医療センター

 当院では、2005年10月から、生殖医療センターを開設しました。

 生殖医療センターでは、人工授精、体外受精、顕微授精のための精子の調製、精子の凍結・融解、採卵、媒精、顕微授精、受精卵凍結・融解、胚移植などの生殖補助医療を専門的に行っています。日本哺乳動物卵子学会で認定された胚培養士を含めて二人の胚培養士が、常時受精卵の管理を行っています。

(1) タイミング指導

 当院のタイミング指導による妊娠は、6か月以内がほとんどです。6か月過ぎた場合、人工授精などの治療にステップアップすることが一般的です。

タイミング指導による妊娠例の観察期間ごとの割合

(2) 人工授精

 2010年は、人工授精を281症例行いました。妊娠例は、17例でしたので、妊娠率は6.0%で、例年通りでした。当院では、人工授精は5回試行したところで、妊娠しなければ体外受精へのステップアップを考慮しますが、それ以上回数を施行しても妊娠率はあまり変わりません。

人口受精の回数と妊娠率

(3) ART;Assisted Reproductive Technology(生殖補助医療技術)

 2010年のARTの成績は、表のごとくです。2009年以前と比べて、凍結融解胚移植の割合が増加しています。

 2009年
  IVF ICSI 凍結融解胚移植
採卵周期 112 212  
移植周期 84 135 165
妊娠周期 23 16 38
対移植妊娠率 27% 12% 23%
 2010年
  IVF ICSI 凍結融解胚移植
採卵周期 117 182 233
移植周期 46 41 217
妊娠周期 12 8 61
対移植妊娠率 26% 20% 28%

 

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