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産婦人科専門医取得後の進路・資格

産婦人科専門医取得後の進路

1. サブスペシャリティの選択

 産婦人科医は、女性の一生涯にわたって総合的に健康をサポートしていくとともに、次の世代に命をつないでいく重要な役割を担っています。産婦人科専門医として産婦人科全般にわたる横断的な基礎知識と技術を修得した後は、大きく「周産期」、「婦人科腫瘍」、「生殖・内分泌」、「女性のヘルスケア」の4つを柱とする専門性(サブスペシャリティ)を追求した研修を行い、質の高い医療の提供をしていくことを目指します。

2. 学位(医学博士号)の取得

 初期研修の1年目から大学院に在籍可能です。臨床研修に励みながら指導医のもと研究を行い、論文を完成させます。

3. 留学

 米国ハワイ大学での生殖医学研究、米国MDアンダーソンキャンサーセンターでの婦人科腫瘍学研究等、希望に応じて留学して研究を行うことが可能です。

産婦人科で修得できる資格と申請条件など

周産期(母体・胎児)専門医/日本周産期・新生児医学会

【条件】
学会在籍3年以上で、産婦人科専門医取得後3年以上の臨床経験と規定以上の業績があり、認定試験へ合格したもの。
【期間】
最短で8年
周産期(新生児)専門医の資格も、研修を行えば修得可能

臨床遺伝専門医/日本人類遺伝学会・日本遺伝カウンセリング学会

【条件】
いずれかの学会在籍3年以上で、産婦人科専門医取得後3年以上の遺伝医療の研修を行い、認定試験へ合格したもの。
【期間】
最短で8年

超音波専門医/日本超音波医学会

【条件】
学会在籍5年以上で、認定施設において継続して5年以上の超音波診断研修を行い、認定試験へ合格したもの。
産婦人科専門医を取得している必要は必ずしもない
【期間】
最短で5年

婦人科腫瘍専門医/日本婦人科腫瘍学会

【条件】
学会在籍3年以上で、産婦人科専門医取得後3年以上の修練を行い、規定以上の手 術経験と研究発表、教育プログラムへの参加をクリアし、認定試験へ合格したもの。
【期間】
最短で8年

細胞診専門医/日本臨床細胞学会

【条件】
医師免許取得後5年以上かつ学会在籍3年以上で、5年以上の細胞診断学の研修を行い、規定以上の業績修め認定試験へ合格したもの。
【期間】
最短で5年

生殖医療専門医/日本生殖医学会

【条件】
学会在籍5年以上で、産婦人科専門医取得後3年以上の臨床経験があり、規定以上の業績を修め認定試験へ合格したもの。
【期間】
最短で8年

日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医/日本産婦人科内視鏡学会

【条件】
学会在籍3年以上で、産婦人科専門医取得後2年以上の産婦人科内視鏡手術の修練を行い、規定以上の手術経験と業績を修め、ビデオによる技術審査へ合格したもの。
【期間】
最短で7年

更年期専門医/日本更年期学会

【条件】
学会在籍8年以上で、規定以上の業績を修め、認定試験へ合格したもの。

山梨大学産婦人科医局について

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