教室紹介

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教室の沿革

1980年
1980年4月に山梨県民により長い間待ち望まれていた、山梨県内初の医学教育機関である山梨医科大学が開校し、加藤順三教授、塚原嘉治助教授をはじめとする5名の産婦人科医により産婦人科学講座が開設されました。
1983年
1983年10月に附属病院での診療が開始され、1986年6月には山梨医科大学1期生4名を含む 5 名が入局し、医局員は12名となりました。臨床、研究、教育いずれの分野においても、本格的な活動が開始されました。臨床面においては、合併症をもつ妊婦の管理、母体搬送や産褥搬送などの産科救急、悪性腫瘍や婦人科救急を含む婦人科診療など、地域医療に貢献してきました。当時、県内ではまだ行われていなかった排卵誘発法、顕微鏡下卵管形成術など最新の不妊治療も積極的に行われてきました。研究面においてはエストロゲン受容体研究など、国内外で注目される数々の研究を発表してきました。
1987年
1987年には加藤順三教授、安水洸彦助教授を中心とする体制に変わり、外来患者数、入院患者数、手術件数、分娩数ともに急速に増加し、分娩数においては全国の大学病院の中で上位を占める病院となりました。腫瘍外来、不妊外来、更年期外来などの専門外来も設置されました。
1991年
1991年から産婦人科専門医制度が導入され、当教室の医師は毎年次々と専門医を取得しています。
1996年
1996年8月に星和彦教授が就任し、2000年3月に平田修司助教授が就任し、医局員はさらに増え、生殖内分泌学、婦人科腫瘍学、周産期医学それぞれの分野において、より高度の臨床、研究を行い、スペシャリストを養成してきました。
1998年
1998年には山梨医科大学産婦人科学教室同窓会が設立され、毎年7月には盛大な同窓会が開催されています。
2002年
2002年10月に旧山梨大学と山梨医科大学が統合して現在の山梨大学が開学し、教室名も山梨大学医学部産婦人科教室へと改名されました。
2003年
2003年には医療福祉支援センターが設立され、端晶彦准教授が就任しています。
2005年
2005年10月生殖医療センターが開設され、体外受精-胚移植 (IVF-ET)、顕微授精 (ICSI)、凍結胚移植など高度の技術を要する最新の不妊治療が行われています。
2005年に星和彦教授が附属病院院長に就任し、院内保育施設である「どんぐり保育園」を開設するなど、数多くの功績を残されました。
2007年
2007年には全国の国立大学に先駆けて助産外来を開始しました。助産師の力を充分発揮できる場と、その実力を養成するシステム構築にも力を入れています。
2008年
2008年山梨県寄付講座である地域周産期等医療学講座が開設され、奥田靖彦特任准教授が就任しています。
2009年
2009年星和彦院長が山梨大学理事に就任しました。
2009年12月に平田修司教授が就任しました。
助産外来に続き、全国の国立大学で初めて「院内助産室~よつ葉ルーム」が設置されました。ローリスク妊婦さんを対象にし、妊婦・家族の満足するお産を目指しています。
2010年
2010年2月に笠井剛准教授が就任し、現在の新しい医局が誕生しました。
新生児蘇生講習会やALSOプロバイダーコースなどの開催を精力的に行い、研修医や学生にも継続的に取り入れていきました。
2011年
2011年4月には小児科病棟に新生児集中治療室 (NICU) が開設され、より多くの妊娠合併症や疾患に対応することができるようになりました。
2011年6月から山梨版セミ・オープンシステムを山梨大学附属病院、甲府市立病院、および塩山市民病院で協力して行っています。
2012年
専攻医に対して、山梨県統一産婦人科専攻医研修プログラム作成し、それに基づいた病院ごとの研修を超えた県内統一された研修システムを構築しました。
また、地域医療への貢献のひとつとして、子宮がんについての知識や検診システムをわかりやすく伝えるために子宮がん検診キャンペーンを開催し、多くの来場者が参加してくれました。
2013年
新生児蘇生講習会やALSOプロバイダーコースなどの開催を精力的に行い、専攻医、研修医や学生にも継続的に取り入れていきました。
また、新たに医学科6年生を対象に1泊2日で「産婦人科1000本ノック」という勉 強の特訓を行いまた、山梨県内外の専攻医を対象に1泊2日で「専攻医セミナー」を開催しました。
2014年
2014年10月 山梨県統一産婦人科専攻医研修プログラムの一環として「東大病院との交換研修」を開始しました。
2014年10月 山梨県で初めて「産科1次救命処置トレーニングコース (BLSO)」を開催しました。
2015年
2015年4月に平田教授が副病院長(安全管理担当)・安全管理室長に就任しました。
2015年7月に端病院教授に就任しました。

当教室の開催学会

1992年 第84回日本産科婦人科学会関東連合地方部会総会ならびに学術講演会
1992年 第1回産婦人科分子内分泌懇話会
2000年 第122回日本不妊学会関東地方部会
2000年 第2回甲信越・北陸出生前診断研究会
2002年 第104回日本産科婦人科学会関東連合地方部会総会ならびに学術講演会
2004年 第23回日本アンドロロジー学会
2005年 第19回日本臨床細胞学会関東連合学術集会
2005年 第14回産婦人科分子内分泌懇話会
2006年 第16回日本産婦人科・新生児血液学会学術集会
2007年 第48回日本哺乳動物卵子学会学術集会
2012年 第124回関東連合産科婦人科学会総会ならびに学術講演会
2016年 第150回関東生殖医学会
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