子宮頸癌の治療は、主に手術療法か放射線療法が行われます。
基本的に手術療法は 上皮内癌・Ⅰ・Ⅱ 期に、放射線療法は Ⅲ・Ⅳ 期に対して行われることが多いですが、患者さんの状態によって異なることもあります。
手術療法にも放射線療法にも合併症のリスクが存在します。
① 円錐切除術
早産のリスクがあがる
② 単純子宮全摘術
妊娠ができなくなる
③ 広汎子宮全摘術
妊娠ができなくなる、排尿・排便障害、下腿浮腫
④ 放射線治療
急性期障害;吐き気、嘔吐、食欲不振、皮膚障害、骨髄機能抑制
晩期障害;消化管障害 (出血性腸炎)、膀胱障害 (出血性膀胱炎)
子宮・卵巣は残るが、卵巣機能は放射線により廃絶する