患者さまへ

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生殖医療について

 私達は、お子さんを授かりたいと願うご夫婦の手助けを少しでもできればと考えています。

検査について

 不妊症検査の基本としては、(1) 排卵があるか、(2) 卵管が通っているか、(3) 精子が元気かとこの3つが挙げられます。これらをまずチェックしていきます。
   排卵があるかどうか知るには、基礎体温表を付けることが最も重要です。黄体期の血中プロゲステロン値を測定します。卵管の通過性は、子宮卵管造影検査で確認します。二酸化炭素を通して卵管通過性を確認する卵管通気検査も行っています。
   精液検査もかなり重要ですから、早めに検査を受けられることをお勧めします。一般精液検査に加えて、コンピューターによる精子運動能検査や、精子を染色して、Krugerらのstrict criteriaによる精子正常形態率も測定しています。また、卵巣機能検査として、月経3日目の血中FSH値や、抗ミュラー管ホルモン(AMH、自費検査になります。)なども測定しています。

治療について

 治療にはタイミング療法、人工授精、体外受精、顕微授精といくつかのステップがありますが、不妊期間や年齢や不妊因子など患者さんによって治療法は異なると思いますので、患者さんとご相談しながら対応していきます。子宮内膜症には、腹腔鏡下手術を、粘膜下子宮筋腫や子宮内膜ポリープには子宮鏡下手術と、お腹を切らない鏡視下手術を積極的に取り入れています。

 当院では毎週水曜日、不妊症看護認定看護師による、「不妊相談外来」を開設しています。当院不妊外来通院中の患者さんの心のサポートを行っています。不妊に関わる悩みごとなど何でも気軽にご相談ください。不妊症看護認定看護師は、日本看護協会が定める専門のトレーニングを受けた看護師です。また、山梨県の不妊相談センター「ルピナス」でも、毎週水曜日 午後3時~7時(祝日・年末年始を除く) に電話相談(専用電話 055-223-2210)を開設していますので、相談することが可能です。

初診予約について

<不妊外来は初診を含め、全て完全予約制です>
紹介状をお持ちの方にのみ対応しています。
必ず初診予約をとってから受診してください。
通常の産婦人科の「当日予約外初診枠」で受診しても不妊外来を受診することはできません。

また、体外受精については下記に当てはまる方を優先して実施しています。

  • 妊孕性温存療法(がん生殖医療)
  • 早発卵巣不全(POI)
  • 無精子症(当院泌尿器科で精巣内精子回収法を実施した方)
  • 着床前検査(PGT)

上記以外の方の体外受精は通常6か月前後の順番待ちになりますので、このはな産婦人科、甲府昭和婦人クリニック、あるいは薬袋レディースクリニックでの不妊治療をお勧めしています。

  • 妊孕性温存療法についてはこれまで通り「主治医から」お電話いただいて予約をお取りします。「妊孕性温存療法について」のページをご参照ください。
  • ご主人が無精子症で当院泌尿器科を受診される場合、奥様も早めに不妊外来を初診予約してください。
  • 不育症に対する先進医療(流産絨毛染色体検査)は不妊外来ではありませんので、平日朝8時30分から10時30分に来院してください。

<不妊外来の初診予約のとり方>
患者さん個人からの予約は受け付けておりません。
通院されていた医療機関からのご予約をお願いします。

予約については、こちらから

喫煙について

 最後にお願いですが、喫煙されている方は、受診前に是非禁煙してください。喫煙者では、閉経が非喫煙者より1~4年早まるとされており、喫煙は卵巣機能を著しく低下させます。また、子宮外妊娠の罹患率も上昇します。もちろん、妊娠中の喫煙は、子宮内胎児発育遅延の原因となります。喫煙されている患者さんは、妊娠したら禁煙するとおっしゃる方が多いのですが、それでは遅いので、お子さんを希望される方は是非禁煙をしてください。禁煙のためのご相談もお受けいたします。

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