通常の妊婦健診は分娩を取り扱っていない地元のクリニックや病院で行い、34週以降の妊婦健診から分娩までを当院で行う「セミオープンシステム」を当院では積極的に取り入れています。夜間や休日に緊急診療を要する状況では、当院に受診していただきますが、それまでの医療情報をスムーズに得るために当院では関連施設と同時に電子カルテを参照できるシステムを導入しており、妊婦さんも安心していただけると考えています。現在、当院とセミオープンシステムを提携している施設は塩山市民病院、このはな産婦人科(甲斐市)、市川三郷病院、甲陽病院(北杜市)です。
このように当院では、ハイリスク妊娠や院内助産に対応し、他院からの紹介の方も多く(約60%)、一方でベッド数も限りがあることから分娩予約数を制限させていただいています。
なんらかの理由で当院での分娩が必要な妊婦の方は制限なく対応させていただいていますが、特に理由のない方であり、分娩予定日が満床の場合はお断りさせていただく場合があります。まずは当院の産婦人科外来にお電話でご相談ください。
上記のように、分娩予約が満床でない場合は帰省分娩も対応させていただいています。
当院での帰省分娩をご希望される方は、分娩予約のためにご来院いただかずに、当院産婦人科外来にお電話いただきたいと考えます。下記に示すようにお電話およびかかりつけの先生からの紹介状をFAXでいただくことによる「仮予約」をさせていただき、実際に受診していただくのは、可能でしたら妊娠26週での上記の中期スクリーニングエコーを一度受診していただき、帰省していただくのは妊娠33~34週あたりをお願いしています。
*ご紹介いただく先生方はこちらをご覧ください。あらかじめFAXでのご紹介をお願いしています。
(1) 医療機関の方へ(当院での帰省分娩のご紹介について)[PDF]
(2) 山梨大学病院帰省分娩予約のための診療情報提供書(FAX送付用)[Word]
*当院での帰省分娩をご希望される方は、かかりつけの先生とご相談ください。
現在は立会い分娩を再開しております。ご希望の方はぜひご相談ください。